is: 2009年1月アーカイブ



一人暮らしの電話

一人暮らしを始めたら必ず必要になる通信手段。
これも最近ではずいぶん事情が変わってきていますので、状況に応じて最もお得な方法を選ぶのが得策です。

従来なら部屋を借りて生活が始まったらNTTに依頼して電話加入権を購入し、電話を引くのが当然でした。ですが今の通信手段はこれだけではありませんから、あらゆる方法が考えられます。
最近もっとも多いのが、携帯電話さえあれば連絡はつくから他は特に要らない、という人です。若い人に特に多いのですがどうせ電話が掛かってくると言っても携帯なので固定電話は要らないというわけです。そのため、部屋探しをする時は携帯の電波がちゃんと入るかを重視する人も多いそうです。

ですが就職活動を控えた学生さんや社会人ともなるとそうも言っていられません。やはり東京なら03、大阪なら06で始まるような固定電話がないと、ということになります。従来ならこの時に電話加入権を購入する必要があったのですが、現在はそうでもなくなっています。NTTが電話加入権そのものを廃止する方向ですし、電話加入権がなくても電話を引く方法があるからです。

電話を引く方法として現在最もポピュラーなのが、インターネット回線とセットになったIP電話を設置する方法です。どんな部屋でもあらかじめ電話線が来ていますし、最近のマンションならインターネット接続用の端子がついているところもあります。これらの接続端子を使って、そこにインターネット回線の契約をします。インターネット回線はブロードバンドと言って常時接続の高速回線ですから、そこにIP電話という音声通信の仕組みを利用して電話を設置するのです。こうすれば料金は格安で加入権などの初期費用も必要ありません。

ADSLや光ファイバーなどを利用したこれらの仕組みを利用すると、電話を設置した時に同時にインターネット回線も設置されますからパソコンを用意して高速インターネットを利用することも可能です。インターネット回線と電話がセットになったこれらの商品は通信各社が競って安いプランを提供していますし、契約してから3ヶ月は無料になるプランもあります。これらのプランをうまく活用すれば一人暮らしの通信費を大幅に安くすることが出来ます。

但し、魅力的な料金プランについつい目を奪われがちですが、中には料金が安い代わりに何年間かは解約できないことが条件になっているものや、マイラインなど付加サービスの加入が条件になっているものもあります。それらの条件についてはしっかり見極めておけば決して損なものではありませんので、インターネットを活用してきめ細かく情報収集をしましょう。

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