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引越しにかかる費用も一人暮らしを始めるための初期費用として考慮する必要があります。
荷物がほとんどない人なら自分の手で運び込むことも可能ですが、多くの場合は自分だけでは運べないような大きな荷物もあるはずです。また、荷物を運ぶ人手があったとしても、その荷物を運べるような車やトラックがないということもあるでしょう。そこで大変役に立つのが引っ越し屋さんです。

たかだか一人暮らしの荷物を運ぶために引越し屋なんてもったいない、というのがこれまでの一般的な考え方でした。確かに引っ越し屋さんに頼むと高いというイメージがあるとそう考えるのも無理はありません。ところがこの引越し費用、ほとんどの方が持っているイメージとはずいぶん変わってきています。意外にお得な引越し費用についてお話しましょう。

引越し業界というのは非常に競争の激しい業界で、当然ながらサービスや価格の競争も激しくなります。これは例えが悪いですが、最近ある中堅の引越し業者の社長が自殺するという事件がありました。業界の競争が激しく、親の代から引き継いだ会社を盛り立てていけなかったことを苦にしたそうですが、それだけ引越し業界の競争が激しいことを物語っています。

特に一人暮らしの引越しというのは市場が大きく、各社魅力的な商品を提示しています。一人暮らしの荷物がギリギリ入りそうなコンテナをひとつ借りて、その中に入るものなら格安料金で利用できるものなど、面白い商品がたくさんあります。

また引越し比較サイトというものがインターネットにはあり、引越し各社に対して同じ条件で一斉に見積もりを請求すること出来ます。これは非常に便利で、複数の業者に対して同じ条件で見積もりを取る「相見積り」が簡単に出来てしまいます。相見積りを取られていることを引越し各社も承知していますから、当然各社競争して有利な条件を提示してくれます。その結果、一人暮らしの荷物を引越し屋さんに運んでもらっても数万円で済んでしまったということが珍しくなく、それならば自分で大変な思いをして引越し作業をするよりいいのではないでしょうか。

また、自分で荷物を運ぶとなると素人仕事ですから荷物を壊してしまったり傷つけてしまったりすることもありますが、引越し屋さんは引越しのプロです。一人暮らしの荷物は規模が小さいことからお手の物なのです。

ここはしっかりと賢く見積もりを取って、プロに任せられることはプロに任せるのが一番得策だと思います。

一人暮らしをしたい！と思い立ったらまずすることは何でしょう？

そうです、住む部屋を探すことから始まります。最初から一人暮らしで住む場所が決まっている人ならそこに住むだけですが、たいていの人は住む部屋もこれから探すということになると思います。

それではまず、一人暮らしの部屋探しからお話することにしましょう。たいていの人が一人暮らしを始めるのはいわゆる新学期シーズンです。進学や就職にともなって故郷を離れて一人暮らしを始める...こんなケースを想定してお話したいと思います。

就職で一人暮らしを始めるとなると、東京や大阪といった大都市部が中心になると思います。進学で一人暮らしとなると大学の多い地域として東京か京都と言った感じでしょうか。
さて部屋探しと言うと、従来は近所の不動産屋さんに飛び込んで、このあたりで一人暮らししようと思っているので部屋を探して欲しいと頼むことから始まります。希望の条件の中からピックアップしたいくつかの物件を実際に見に行って、その中から気に入った物件に決める...これはごく当たり前の流れなのですがこれが当たり前でないのも不動産業界の面白いところでもあり、困ったところでもあります。

地方から都市部に移り住んで一人暮らしを始めようとする人は、当然ながら都市部にある暗黙のルールなどを知る由もありません。最近ではインターネットなどの口コミで色々と情報が飛び交っていますが、どこまで信憑性があるのか怪しいものも多く、結局のところは事情に詳しい人に付いてきてもらう以外に有効な方法は無いと思います。何も知らないのをいいことに不動産業者から不利な条件を押し付けられたりしたら、その後の生活にずっと影響しますからこれだけは避けたいものです。

そこでおすすめしたいのがインターネットの活用です。街の不動産屋さんに飛び込んで部屋探しをするとなると1社でしか探すことは出来ませんが、インターネットの賃貸物件サイトなどを利用するとたくさんの不動産業者や賃貸業者が登録されているので、幅広い物件の中から探し出すことが出来ます。当然ながら各社自分のところを利用して欲しいのでサービスや料金も競争になります。いい加減なことをしていたらたちまち淘汰されてしまうからです。

インターネットで賃貸物件を探せるサイトは数多くありますので、検索エンジンで賃貸や一人暮らしなどのキーワードで検索すると良いでしょう。次の項では、このインターネット賃貸サイトの活用法についてさらに詳しくお話します。