一人暮らしは文字通りそこに住んでいる人数は一人です。
一人というのは自由気ままでいいのですが、反面誰も居ないので寂しさを感じることもあります。特に女性の一人暮らしとなると防犯上何かと心配が付きまといます。
寂しさを癒すため、または防犯上の理由からペットを飼う人は実に多く、すでに当たり前のことになってしまってあまり目立ちませんが、現在は空前のペットブームです。
これまでは一人暮らしで住むような部屋というとペットはご法度というのは普通でした。熱帯魚やハムスターのような小動物なら問題ありませんが、犬や猫となると禁止というとろこが大半でした。
これはやはり、猫は爪とぎなどで部屋を汚したり破損することがありますし、犬は吠えるので近隣のお部屋に迷惑になるという懸念があります。
これらの理由から、これまではペット禁止というのが半ば常識のようになっており一人暮らしとペットとは相寄れないものとなってきました。
それでも様々な理由や事情でペットを飼う人は多く、この場合は規約違反と分かっていながらコッソリと飼っていることがほとんどでした。
こうしたニーズによってこれまでは常識となっていたことが常識ではなくなり、最近ではペットと生活することが出来るアパートやマンションが実に多くなりました。これは不動産市場の動向も影響しています。
やはりアレもだめ、コレもだめ、では入居者が集まらないという台所事情もあるのでしょう。
理由はともかく、これまでは無理だと思われていたペットとの一人暮らしが可能になったのはペット同居派にとっては朗報です。
これは今に始まったことではないので、既にペット好きの方はよくご存知のことだと思います。
私が現在住んでいるマンションもペットOKですが、ペットOKだからと言って何をしても良いということではありません。
エレベーターが2基ありまして、片方のエレベーターはペット同乗可、もう片方は同乗禁止というように、ペットを好まない人にも配慮がなされています。
ペットがOKのマンションだからと言って居住者全てがペット好きというわけではありませんからね。
これはペットに限ったことではありませんが、例えば喫煙可だからと言ってそこら中に吸殻を捨てて良いはずもなく、喫煙マナーを守った上での喫煙が許されているというだけに過ぎません。
一人暮らしでペットを飼う場合も、ペットを飼っていない人やペットに対して良い感情を持っている人ばかりではないことをしっかりと認識して、気持ち良くペットライフを送りたいものです。
